改善

プレッシャーに弱い僕が実践する5つの克服方法

Photo by Lua Valentia on Unsplash

みなさんはプレッシャーに強いですか?

僕はびっくりするぐらい弱いです。

仕事のプレゼンテーション、スポーツなどの勝負事。

いろんな場面でプレッシャーを感じて、そして押しつぶされる自分がいます。

プレッシャーを感じるたびに、精神的に疲れ果てます。

また、プレッシャーに押しつぶされて失敗すると、どんどん自信をなくしてツラくなるのです・・・。

こんなことが続くと、とてもじゃないけど、今後の人生を楽しんで生きていけない。

そんな風に思った僕は、一度立ち止まって、プレッシャーに弱い理由と克服する対策を考えてみることに。

ゆっくり落ち着いて自分のことを考えてみると、原因が見えてきました。

そして、その原因に対する対策も。

今はその対策を意識して日々生活しています。

これは僕だけでなく、プレッシャーに弱くて困っているいろんな人に同じように当てはまることだと思います。

なので、今回は、プレッシャーに弱い僕が思う原因と、実践している克服方法をご紹介します。

プレッシャーに弱い原因

完璧主義

1つ目の原因は、完璧主義

すべて完璧にこなさないといけないと思い込んでいる僕。

そんな僕は、どんな小さな失敗もできないと考えてしまいます。

それがプレッシャーというものに変わって、僕に襲いかかってくるのです。

プライドが高い

2つ目は、プライドが高いこと。

失敗して、周りから「できないやつ」と思われたくない。

評価を下げたくない。

バカにされたくない。

そんな、周りの目や評価ばかり気にしてしまうのが、プライドの高い人です。

そういう人は、自分を失敗できない状況に勝手に追い込んでいるんです。

つまり、プライドが高い人は、プレッシャーを自分で増幅させてしまうんですよね

自分でハードルを上げてしまうプライド高さも、プレッシャーに弱くなっている原因のひとつです。

自分に対する評価が低い

3つ目は、自分に対する評価が低い

自分に対して自信がなくて、評価が低いため、何かに取り組もうとしたとき、

「自分にこれができるのかな?」なんていう気持ちが頭をよぎります。

そして、失敗する可能性が高い、と考えてしまうのです。

それがプレッシャーになり、実際に失敗する確率を上げる原因になっているんです。

成功するイメージではなく、失敗する自分がイメージできてしまっているんで、自然と結果もそっちに傾きやすくなっているんでしょうね。

自分への評価が低いということも、プレッシャーに弱くなる大きな原因だと感じています。

大きく考えてしまう

4つ目は、何でも大きく考えてしまうということ。

何かにトライするとき、なんか「一度失敗しちゃうと、全て終わってしまう」という風に捉えてしまうのです。

  • 失敗するともう2度とチャンスがない
  • 周りから見離されて、会社で生きていけない
  • 自分の人生が終わる

このような形で、それがすごく大きくて、重要なことだと大げさに考えてしまうため、「失敗できない・・・」と感じ、プレッシャーになっているんですよね。

 

克服方法

プレッシャーに弱い自分を克服するために、どんなことをすべきか考えました。

本を読んだりネットで調べたりしたんですが、そこには「自分のことを信じる」とか「プラス思考になる」など、なんかボヤッとしたことばかり書かれていました。

プレッシャーに弱い当人の僕からしたら、「それができないから困ってるんだ!」という感じです。

というわけで僕は、プレッシャーに弱い自分を克服するための具体的な方法(考え方)について、あれこれ模索してみました。

その結果、出てきたのが下の5つ

今はこの5つの具体的な考え方を持って、日々過ごしているんですが、効果があるような気がしています。

大事なことは、この対策をゲームのように取り組むこと。

「こう考えないといけない!」と考えると苦しいので、「これはゲームだ」と思って、気軽にやっています。

加点方式にする

1つ目は、加点方式にする

完璧主義な僕は、いつも減点方式で考えるクセがついています。

「すべてミスなく完璧にしないといけない」と思っているため、失敗に目がいき、ミスした数を100点満点から引き算しているのです。

「引き算をする」という行為は、マイナス方向のことなので、それだけでメンタルがやられます。

このクセが完璧主義から抜け出せない具体的な原因だと思った僕は、成功の数を数えて、それを点数として積み上げる、という風に考えてみることにしました。

つまり、加点方式です。

失敗の数は置いておいて、よくできたことや前より良かった点にフォーカスして、その数を点数にするのです。

そうすると、初めは0からスタートしているので、気持ちがプラスになります。

大事なのは、合格点は設けないこと。

とにかく足し算だけをしていくことを意識します。

失敗を「良いこと」と考える

次は、失敗を「良いこと」と考える

失敗=悪いこと、と考えがちな僕。

でも、失敗って悪いことじゃないですよね。

冷静に考えるとわかります。

失敗をすることで、自分のできていないところ、足りない部分が確認できるんです。

ただそれだけのこと。

いつから僕の中で失敗が「悪いこと」になったのか、わかりません。

でも、そう思ってしまう人は多いのではないでしょうか?

失敗せずに目標にたどり着くなんて、絶対に無理なんです。

失敗は、自分の目指しているところに行くために必須のもの。

そう、必須のものなんです。

今足りていないことを確認する作業。

それが失敗の正体。

だから、失敗を怖がる必要はないし、むしろ直すべきポイントが見つかってラッキーなんです。

それでも、やっぱり「失敗=悪いこと」とずっと思っていた僕は、失敗すると反射的に凹むときもあります。

でも、それは仕方ない。

だって、長年の蓄積があるから。

そんな風に凹んでしまう自分をまずは許し、そのあと、「失敗は良いこと。」という呪文を思い出して心の中で唱えることにしています。

自分の人生は他人には関係ないと考える

3つ目は、自分の人生は他人には関係ないと考える

これは、プライドが高くて、周りの評価ばかり気にしてしまう自分への対策です。

「失敗すると恥ずかしい・・・」

「失敗したら、周りから呆れられる・・・」

そんなことを思ってしまうから、余計にプレッシャーに弱くなっていくのです。

でも、よく考えると、僕が失敗したところで、他人には何の関係もないんです。

だから、たとえ失敗しても、周りからどう思われようがいいんです。

自分の失敗を見て、「あの人はホントにどうしようもないな。」なんて思う人がいても、そんなことを気にする必要は全くない。

だって、その人の人生には関係ないんだから。

つまり、意味のない行為なんですよね。

そう思うと、かなり気持ちが楽になりました。

そんな意味のない行為にエネルギーを使うぐらいなら、その失敗を使って成長に目を向けるべき。

今はそのように思います。

失敗の原因を「感情をなくして」考える

4つ目は、失敗の原因を「感情をなくして」考える

自分の失敗を、あたかも全然知らない人の失敗を見るかのような気持ちで観察するのです。

全然知らない人の失敗を見ても、自分は凹まないですよね?

それが大事で、自分の感情と切り離して、その失敗のことを考えてみるのです。

そして、具体的に何が失敗の原因なのかを、論理的に考えて解決できる方法を探してみる。

これが大事だと思いました。

結局、失敗して落ち込んでいる時間って、何の解決にもならないのです。

そうじゃなくて、原因は何なのか?どうやったら解決できるのか?を考える方が明らかに自分のためになります。

そのために僕が思いついたのが、全く知らない他人の問題だと思う、という作戦なんです。

自分の感情を離してみることで、冷静になれて、原因と対策を考えることができます。

それさえ分かれば、あとは実行するのみ。

その実行で失敗しても、また同じように見つめ直して、原因と対策を練る。

するとどんどん精度が上がり、自分の目標達成に近づけるのです。

過去の失敗が大したことなかったことを思い出す

最後は、過去の失敗が大したことなかったことを思い出す

今までした過去の失敗を一つずつ思い出すと、別にそのあと何かあったかと言われれば、何にもないんです。

そう、一個一個、別に失敗したって大したことなかったものばかりなんです。

何かする前は、「失敗したら、もうとんでもないことだ・・・」と、かなり大きく考えてしまうんですが、ホントはそんなことなかった。

それを思い出すと、失敗が怖くなくなって、プレッシャーから少し解放されます。

 

まとめ

今回は、プレッシャーに弱い原因克服方法についてまとめてみました。

原因

  1. 完璧主義
  2. プライドが高い
  3. 自分に対する評価が低い
  4. 大きく考えてしまう

克服方法

  1. 加点方式にする
  2. 失敗を「良いこと」と考える
  3. 自分の人生は他人には関係ないと考える
  4. 失敗の原因を「感情をなくして」考える
  5. 過去の失敗が大したことなかったことを思い出す

克服方法は、今現在トライしています。

みなさんもぜひ試してみてください。